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東京がんリハスタジオ Serena(セレナ)
サービス名称
東京がんリハスタジオ Serena(セレナ)
概要(初期的)
アイデアの背景・概要
- 近年、がん患者向けの運動療法(リハビリ)が再発防止・生存延長に有効であるエビデンスが出てきており、国内でも診療ガイドラインにおいて乳がん患者に対する運動療法(リハビリ)の有効性が認められている
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- しかし、現在の日本においては医療制度の構造上、がん患者向けのリハビリは入院中を除き殆ど提供出来ていない。その理由としては退院後の運動療法(リハビリ)は医療外;すなわち自由診療の領域となってしまい、退院後の運動療法の普及が遅れている
- 乳がんに関しては入院中におけるリハビリテーションは診療報酬点数がつくが、退院後は診療報酬点数が認められていない
- がん患者向けの運動療法(リハビリ)に関するノウハウを有する医療従事者が自由診療(病院外)の領域においてあまり存在していない
- そのため、運動療法を希望する患者は期間限定で整形外科に通うなど、限定的な運動療法を受けることしかできない
- 運動療法を希望する人が整形外科において肩関節周囲炎(四十肩)等の診断でリハビリに通うケースもある(但し、この場合はリハビリ期間が数か月から半年程度に定められてしまう問題が残る)
- その為、患者が退院後も継続的なリハビリ/運動療法を望んでも病院ではリハビリを継続することが出来ない
- 一方、脳卒中の領域では自由診療による民間企業による運動療法の提供が行われている。また、アメリカではがん患者向けの運動療法がさかんに行われている
- 脳卒中における民間企業の例:‣
- アメリカにおける運動療法の例:‣
- そこで、乳腺外科監修のもとでエビデンスを参考にしつつあくまでも自由診療としての運動療法(リハビリ)のコンテンツを作成し、デジタルツールも適宜活用しながら効率的・効果的に運動療法を受けたいと思うがん患者向け専用のリハビリ施設を展開する
ターゲット
- がんサバイバー
- 特に術後の状態回復が早い乳がんを初期ターゲットとする
- 東京近郊在住
- 連携できそうな乳腺外科の先生が多い為
- 可処分所得が高い都市部在住を想定
解きたい課題・ペイン
- 「がんの再発防止・生存延長に向けた運動療法・リハビリを受けたい 」
- 現在は退院後の乳がん患者向けの運動療法(リハビリ)施設・場所が無い
提供価値・ソリューション
- 乳腺外科監修のもと、理学療法士が運動療法を行う
- デジタルツールを活用して遠方の方や、自宅からでも運動療法もサポート出来るようにする
- 例:ストレッチなどのセルフエクササイズのYoutube動画を提供するなど